光トポグラフィー検査後に精神科医の先生と面談
検査が終わった後、診察室に通され、そちらで精神科の医師と一対一で話す時間が1時間ほどとられました。光トポグラフィー検査を体験した感想や、そもそも、検査を受けようと思った動機、なぜ当院を選んだのか、といった一般的な質問をされました。
それから私の成育環境や、既往歴、今、一番困っている症状とその症状が出てしまう原因についての質問を受け、普段主治医の先生に説明している通りに答えていきました。また、持参したお薬手帳も見ていただきました。なお検査結果については、2週間ほど後に、私の主治医から説明があるということで当日の説明はありませんでした。
私を診てくださった精神科の医師は、私の主治医が症状に合わせてこまめに薬を調整している点をあげ、いい加減な投薬をしていない良い先生だとおっしゃいました。また、自分の置かれている状況を主治医の先生が把握されている点でも「それは良かった」と大きく頷かれました。自分の通っているクリニックの先生を肯定して頂けるのは思いのほか嬉しいことでした。
セカンドオピニオンを受けているみたい
また、私はカウンセリングを受けたことはありませんが、夫と一緒に自分のうつ病や双極性障害の本・生育環境が将来に及ぼす影響についての本(機能不全家族、愛着障害)・それから脳についての研究の本、対人関係療法の本などを積極的に読み、自分の心の傷と向き合ってきました。
面談した医師はその点についても褒めてくださいました。そして、私の病気についてのいくつかのアドバイスを述べたあと「私と夫と主治医の3人で乗り越えていってください」と背中を押してくださいました。
これまでセカンドオピニオンを受けようとしたこともなかったので、自分の主治医の先生以外に精神科医の意見を聞くのは初めてでした。けれど、2人目の医師のアドバイスは、夫や主治医からのアドバイスと通じる部分もあり驚くと共にとても励みになりました。
今回はあくまで光トポグラフィー検査が主目的ではありましたが、結果的に1時間近くも話を聞いて頂きアドバイスまでいただけてとても有益でした。正式にセカンドオピニオンを受けるでもしない限り、このような機会はないと思うのでラッキーでした。